京都の史跡
旧前川邸(新選組壬生屯所跡)
(きゅうまえかわてい(みぶとんしょあと))
新選組結成時の屯所。隊士たちは壬生の八木家とこの前川家に分かれて投宿した。前川邸のほうはその後家主が変わり、現在は田野製袋所となっている。
旧前川邸(新選組壬生屯所跡)
尊攘の活動家・古高俊太郎を拷問した土蔵や、山南敬助、野口健司が切腹した部屋、落書きの跡など、当時の新選組の活動が紛々と臭ってくる貴重な史跡となっている。
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(綾小路通りを東から進んでくると、道沿いに新選組の壬生屯所跡となる旧前川邸の長屋門が見える。綾小路通りは突き当たりの店で少し左にずれているがまだ先に続いている)
(綾小路通りと坊城通りに面している旧前川邸。沖田総司は屯所周辺で子供たちを集めてよく遊んでいたという)
(シンプルな装いの長屋門からは、当時の屯所の雰囲気がリアルにただよってくるようだ。だんだら羽織の裾をなびかせて長屋門をくぐり、京の町へ繰り出す隊士たちの姿が思わず想像される。ただし新選組のトレードマークともなっている羽織は、目立って探索の障害になるということもあったせいか、実際にはあまり使用されなかった)
(ふだんは非公開だが、土日祝は売店が開く)
(坊城通りに面した側には、島原の芸妓・明里が山南敬助に別れを告げた出窓があったが、現在は板塀でふさがれている)
(すぐ左側(西側)に壬生屯所の八木邸がある)
史跡マップ
