京都の史跡
猿ヶ辻
(さるがつじ)
猿ヶ辻
三条実美とともに攘夷派公家の筆頭格だった姉小路公知
現場は、御所の九門(現在の京都御苑の外周にある9つの門)の内部であり、暗殺者がどのように侵入したか、なぜ遺留品を残していったかなども謎である。薩摩の進出を妨害することを目的とした勢力(=長州藩)の陰謀という説もある。薩摩藩はこの後、乾門の警備担当からはずされた。
姉小路公知は、勝海舟の影響によって攘夷派から開国派に転じ、そのために暗殺の標的となったとも言われている。
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(姉小路公知が襲われた猿ヶ辻。左は御所(禁裏)。現在では、諸藩の警備兵に代わって皇宮警察・京都護衛署の警備車両が巡回している)
(姉小路公知が襲われた猿ヶ辻)
(京都の鬼門
(猿が辻に接する御所の東北角)
史跡マップ
