幕末トラベラーズ

高知の史跡

桂浜(坂本龍馬銅像)
(かつらはま)

高知市浦戸

太平洋に面して、上竜頭岬から下竜頭岬(竜王宮)にかけて弓形をえがく砂浜をもつ、高知を代表する景勝地。「よさこい節」にもうたわれ、月見の名所としても有名である。高台には海の向こうを見つめる坂本龍馬像が立つ。

桂浜(坂本龍馬銅像)

桂浜の坂本龍馬像を制作したのは、本山白雲(もとやまはくうん)。戦国時代の土佐の武将、本山茂辰(もとやましげとき)の末裔にあたる。本山茂辰は宿敵・長宗我部家と長年抗争を続けていたが、のちに四国全土を統一した若き日の長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)の軍略に敗れて零落し、本山家はその後の江戸期を土佐の郷士として生き延びた。

銅像は、高知県の青年有志が募金によって2万5千円を集めて建設資金とし、昭和3年に除幕式が行われた。毎年秋(龍馬の誕生日であり命日でもある11月15日をふくむ)には、龍馬と同じ高さで海を眺められるよう、像のそばに展望台が設けられる。

PHOTO

(像の高さは5.3m、台座からの高さは13.5m。 昭和初期につくられた堂々たる像は、高知の人にとって龍馬が特別な存在であることを物語っている)

(像の傍らに設置されている、龍馬と龍馬像に関する説明)

(龍馬像の下、美しい砂浜が広がる桂浜)

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