幕末トラベラーズ

高知の史跡

日根野道場跡付近
(ひねのどうじょうあと)

高知市上町2丁目

小栗流の和術(柔術)を中心とした日根野弁治の道場があった付近。龍馬は14歳から19歳までの青春時代、日根野道場に通って剣術、水泳、馬術などを学んだ。

日根野道場跡付近

このあたりは鏡川の川辺にあたり、水害を防ぐために石垣を築いて建てた屋敷がならぶ築屋敷(つきやしき)とよばれる地域だった。

少年時代泣き虫だった龍馬は、日根野道場で鍛えられたことでたくましい青年に育った。嘉永6年(1853年)には、「小栗流和兵法事目録」を授けられた。この年、龍馬はさらなる修行を求めて、溝渕広之丞(みぞぶちひろのじょう)とともに江戸に旅立ち、千葉定吉道場の門弟となる。 

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(龍馬誕生の地碑近くの上町一丁目交差点を南下してくると、やがて鏡川の堤防に突き当たる。斜面を上がった堤道を右に折れると、日根野道場跡の標柱が立っている)

(上の地点から斜面を上がって右に曲がったところ)

(道の左側は、鏡川の河川敷に面した築屋敷。日根野道場もその中に建っていた)

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