霧島の史跡
高千穂峰
(たかちほのみね)

宮崎県高原町
高千穂峰は霧島連峰の南部にそびえる標高1573メートルの山。天照大神の孫であるニニギノミコトが降臨した霊峰として知られている。
高千穂峰の山頂には、ニニギノミコトが突き立てたという青銅製の天逆鉾
高千穂峰
坂本龍馬は、慶応2年3月29日(1866年5月13日)に、ミヤマキリシマが一面に咲き誇る霧島山麓をお龍とともに登っていった。途中の『馬の背越え』という難所では龍馬はお龍の手を引き、高千穂峰の頂上では天逆鉾に彫られた天狗のような面に笑い、さらに逆鉾を引き抜いてみせた、などと姉の乙女宛の手紙に記している。
宮崎県には2つの「高千穂」がある。この霧島連峰・高千穂峰ともうひとつは県北部にある高千穂峡で有名な高千穂町(宮崎県西臼杵郡)で、こちらにも天孫降臨の伝説が残されている(ニニギノミコトがどちらに降り立ったかは謎)。
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史跡マップ
