幕末トラベラーズ

会津の史跡

白虎隊記念館
(びゃっこたいきねんかん)

会津若松市一箕町八幡弁天下

白虎隊に関するものを中心に、幕末期の遺品・諸資料など1万2000点を集め、展示している資料館。

白虎隊記念館

白虎隊記念館は昭和31年4月に、会津出身の弁護士・早川喜代次(きよじ)によって建てられた。早川は戊辰戦争時の白虎隊をはじめとする会津藩の悲劇を後世に正しく伝えたいという思いから、私財を投じて創立したという。

おもな展示品としては、自刃した白虎隊士・津川喜代美の手紙、白虎隊自刃の図、会津藩士・横山主税に発行された幕府発行のパスポート、西軍が使用した四斤山砲など。新選組関連では、近藤勇の鉢金や島田魁の袖章など。

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白虎隊記念館

PHOTO

(白虎隊記念館は、白虎隊の墓地がある飯盛山へ登る途中に建っている)

(戸ノ口原で戦っていた白虎隊士・酒井峰治は、敗走中仲間とはぐれ、自刃を覚悟していたところ、偶然に愛犬のクマと遭遇し、生きる希望を与えられたという。その後酒井は鶴ヶ城に入場して籠城戦に参加。明治後まで生きた)

(猪苗代と会津の間にかかっていた十六橋の遺構。会津軍は会津防衛のためこの橋を自ら落とそうとしたが、頑丈な石橋を壊すことができず、西軍の進攻をゆるしてしまった。白虎隊士たちもこの橋周辺で任務についていたが、西軍の侵入とともに退却し、絶望的な戦いを強いられることとなる)

(記念館入口前の白虎隊士像)

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