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■龍馬暗殺犯と宇宙の真実

坂本龍馬は、自らその実現に大きく寄与した「大政奉還」が実現した直後の慶応3年(1867年)11月15日、京都・近江屋で何者かに襲われて命を落としました。このときNHKはちょうど近江屋での龍馬の様子を中継していて、「坂本龍馬、暗殺される!」のニュース速報をテロップで流したつもりだったのですが、実際には違う内容のテロップとなり、倒幕派、佐幕派両方から激しい攻撃を受けたということです。

冗談はさておき(^^;、このとき龍馬を手に掛けた犯人はご存じのように、確定されてはいません。見廻組の佐々木只三郎がもっとも怪しいと言われていますが、なにぶん百数十年も昔のことで確たる証拠も見つかっていないため、真相は霧につつまれています。

では、龍馬を暗殺した犯人は永遠にわからないのでしょうか? いや、それがわかるかもしれないのです!

今は2011年。龍馬が暗殺されたのは1867年ですから144年前の出来事ということになります。ということは、地球から145光年ほど離れた星に誰かが住んでいるとすると、その人が見る地球は145年前の姿ですから、仮にものすごく性能のよい望遠鏡を地球に向ければ、まだ龍馬が生きている日本を見ることができるということです。

人の顔が見分けられるくらいのものすごい分解能の望遠鏡なら、それを近江屋に向けてじっと観察していれば、11月15日当日誰が近江屋に入っていったかわかることでしょう。光学望遠鏡でなく特殊な電波望遠鏡で受信したデータを解析すれば、建物の中で何が起こっていたかを知ることも可能かもしれません。

問題は、145光年(あるいはそれ以上でもよいですが)離れたところに、都合よく望遠鏡や高性能の装置を持った人がいて、しかも都合よく近江屋の観察を続けていたとしても、そのデータを親切に地球人宛てに送ってくれなければ、こちらはそれを知ることができないということです。

もし、どうしてもその様子を自分の目で見たければ、144年前に地球を出発した光を追いかけ、それに追いつかなければなりませんが、相対性理論によって、物体はどんなに加速しても光のスピードに達することはできません。超高速ロケットに乗って追いかけても、近江屋から出発した情報に追いつくことはできないのです。

するとやはり、龍馬暗殺の真実を知ることはできないのでしょうか。

しかし! ここでもうひとつの宇宙の性質が助け舟を出してくれます。それは「宇宙は閉じている」という事実です。私も専門的なことはよくわかりませんが、時空間が閉じているという性質により、地球から出発した光は、宇宙をぐるっと一周してまた帰ってくることができるということです。たとえば日本から東へ向けて旅立った船が西から帰ってくるということと同じです。

ということは、慶応3年(1867年)11月15日の近江屋の様子(=近江屋から宇宙に向かって放たれた光)は、またいつか地球に戻ってきて、われわれの前に真実を明らかにしてくれる可能性があるということです! 
「隠れたるものも、いつかすべて白日の下にさらされる」という言葉は、物理的にも真実なのかもしれません。ただしそれは相当遠い未来のことになるでしょうが。

以上は、かなり現実離れした話でしたが、「東へ向けて航海すれば西から帰ってくることができる」という事実は、地球が丸いことさえ知らなかった大昔の人にとっては、驚き以外の何ものでもなかったでしょう。
日本人で最初に地球が丸いことを知った一人として、織田信長があげられます。

キリスト教宣教師の信長への献上品の中に地球儀があり、それを見た家臣たちが理解できなかったところ、信長のみはすぐに納得したと言われています。やはり、古い価値観に捕らわれない信長ならではの逸話といえるでしょう。

[2011.5.29]
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