〜幕末トラベラーズ〜

日本史用語集

江戸時代

(せんばこき)
千歯扱きってなんのこと?

(画像出典:https://www.photo-ac.com/)

千歯扱き(せんばこき)は、稲を脱穀する器具。

解説

外形は、鉄でできた大型の櫛(クシ)のようなかたちをしています。この櫛の歯のあいだに稲束を通して手で引っ張ることで、稲穂からモミの部分をしごき落とすしくみです。江戸の元禄年間(1700年前後)ころから使われ始めました。

千歯扱きが発明される前は、扱き箸(こきばし)といって竹の棒を2つに割っただけの簡単な道具を使っていました。ちょうど割り箸を大きくしたようなものですね。その割れ目に稲を差し込んで引っ張ることでモミの部分をそぎ落としていたのです。今から考えると気の遠くなるような作業ですね。