〜幕末トラベラーズ〜

日本史用語集

江戸時代

(かこいまい)
囲米ってなんのこと?

(画像出典:https://www.ac-illust.com/)

囲米とは、非常時に備えて米を備蓄しておくこと。

解説

非常時に備えて米を備蓄しておくことを囲米(かこいまい)といいます。もともとは籠城戦のときの兵糧米のように、おもに軍事用の米のことを指していたのですが、寛政の改革のときに松平定信天明の飢饉のような悲惨な事態を防ぐために、積極的に囲米を行うように諸藩に命じました。
具体的には、各大名に対して石高1万石につき50石の割合で米を備蓄させました。

米は長持ちするようにモミ殻つきで保存することが多かったので、囲籾 (かこいもみ)ともいいます。

寛政の改革では、江戸の町に対して七分積金という形で囲米を行わせることにしました。七分積金は米の備蓄の他にお金の積み立ても行って、非常時のさいの費用に充てたり貧民救済に役立てたりしました。江戸時代、米はお金と同様に扱われたので、米でもお金でも一種の貯金/貯蓄という意味合いがあったんですね。