幕末トラベラーズ

多摩(新選組のふるさと)の史跡

日野八坂神社
(ひのやさかじんじゃ)

日野八坂神社
日野市日野本町

日野宿の鎮守として村民の信仰を集めてきた古社。天然理心流道場を開く佐藤彦五郎が門人たちの名を記した額が奉納されている。

日野八坂神社

由緒書きによれば、その昔、多摩川から牛頭天王(ごずてんのう)の神像が見つかり、これを祀ったのが神社の始まりという。牛頭天王は古来より祇園社として祀られており(牛頭天王は祇園精舎の守護神)、当神社も「祇園社」あるいは「(牛頭)天王さま」と呼ばれていた。

明治維新時、神仏分離令によって別当の普門寺との習合状態が解消し、(京都の総本社と同様)名称も「八坂神社」となった。

佐藤彦五郎は安政5年(1858年)8月、天然理心流門人25名の名を記し2本の木刀を架けた欅板の額を神社に奉納した。この中には佐藤を始め、近藤勇、沖田総司、井上松五郎、井上源三郎などの名があるが、すでに佐藤道場で剣術を始めたはずの土方歳三の名はない。したがってこの当時は道場を離れていたことになる。土方が正式に理心流に入門するのは、安政6年3月のことになる。

PHOTO

(甲州街道(旧国道20号)に面した八坂神社。道路の先にJR中央線のガード(日野駅)が見える)

(八坂神社本殿)

(神社の由来)

(天然理心流門人の名を記した奉納額。実物は新選組まつりと八坂神社例大祭に公開される。近藤勇(この当時は嶋崎勇)、沖田総司(沖田惣次郎)の名が見える)

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