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御薬園
(おやくえん)

会津若松市花春町

会津代々の藩主である松平氏の別荘で、藩の薬草園があったことから「御薬園」と呼ばれる。会津松平氏庭園とも。

御薬園

御薬園はもともと、蘆名氏の別荘地であり、江戸期になって会津藩2代藩主の保科正経(ほしなまさつね)が薬草園をつくったことでその名がついた。3代藩主・松平正容(まさかた)のときに、近江の園匠・目黒浄定を招き、遠州流の本格的な山水庭園が完成した。最後の藩主・松平容保も何度も御薬園に滞在している。

戊辰戦争時には、ここで新政府軍の疾病者の治療も行ったため、戦火に巻き込まれずに往時の姿をとどめている。

園内にある重陽閣(ちょうようかく)は、昭和3年に秩父宮妃勢津子殿下のご一家が宿泊された東山温泉の新瀧旅館の別館を移築したもの。勢津子妃殿下(旧名・松平節子)は、松平容保の六男で外交官だった松平恒雄の長女にあたる。

PHOTO

(御薬園入口)

(御薬園の説明板)

(「心字の池」と「楽寿亭」)

(左側が枯山水)

(亀島に浮かぶ楽寿亭)

(御薬園の地図。現在の薬用植物標本園は、藩政時代の薬草栽培地跡を利用して昭和34年(1959年)につくられた)

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